実在した怪盗とは?日本から海外まで実在した怪盗を一挙紹介!

怪盗ってカッコいいと思いませんか?
私は個人的に怪盗は物凄くロマンがあるなぁ、と感じています。
盗んだものは貧しい人々にあげる怪盗が1番好きだな~
著者
それは漫画の見すぎよ(笑)
レベッカ
小説や漫画に出てくる怪盗はスマートで紳士的で、とても魅力的です。
しかし、今は技術の進歩で怪盗が宝を盗めるような環境は、ほぼないですけどね。
でも、昔は怪盗が本当に実在したのです!
そこで今回は実在した怪盗について紹介していきたいと思います。
実在した怪盗を紹介!
怪盗と言えば、私のように怪盗はカッコいい!と思っている方が多いのではないでしょうか?
名探偵コナンの作者さんが描かれている『まじっく快斗』に登場する怪盗キッドが好きです(彼は実在していませんが…)
しかし、残虐な怪盗も実在していたのも事実としてあります。
それでは世界各国の色んな怪盗を紹介していきますね。
石川五右衛門
日本の有名な怪盗と言えば、石川五右衛門なのではないでしょうか。
石川五右衛門は『ルパン三世』にも出てくる人物なので、知っている方が多いと思います。
安土桃山時代に活躍していた怪盗で、主に都市部で活躍していました。
彼も私が好きなタイプの怪盗でして、貧しい人々に盗んだものを還元していた方なんです。
しかも、悪いお金持ちしか狙わないので、まさに民衆のヒーローではないでしょうか。
ルパン三世では刀の名刀として扱われていますが、伊賀流忍者の出身だったのでは?という説もあるようです。
忍者だったとしたら、金銀財宝を盗むのも石川五右衛門にとっては簡単だったのかもしれませんね。
石川五右衛門は結局処罰されてしまい、その処罰の方法も『釜茹』というのが結構有名な話です。
処罰の対象は石川五右衛門の家族も対象で、処罰の際、子供を下敷きにして助かろうとした説と子供を守るために死ぬまで子供を持ち上げた説があります。
私は子供を守ろうとした説を推したいね
著者
その方が民衆のヒーローっぽいもんね
レベッカ
ダン・クーパー
1971年11月24日にアメリカ合衆国で起きた飛行機ハイジャックのD.B.クーパー事件の犯人として有名な怪盗です。
ダン・クーパーという名は偽名で、今現在も身元不明の行方不明のままです。
彼は飛行機をハイジャックする際、とても紳士的な態度だったと言われており、身代金20万ドルを手に入れ、上空からパラシュートを使って逃げました。
その後18日間も捜索したが、見つからなかったようです。
誰も殺さず、紳士的な態度で、更に逃げきったことで、ダン・クーパーに憧れる人が多かったようで、自分が犯人だ!と自首する人も現れるぐらい魅力的な怪盗と言えるでしょう。
そんなダン・クーパーですが行方に諸説があるようです。
死亡説
事件から8年後に、ワシントン州バンクーバー郊外のコロンビア川畔でダン・クーパーが奪ったのでは?と言われている5,800ドルが発見されました。
なので、コロンビア川に落ちて溺死した、または、寒さで凍死したのでは、と言われています。
川に落ちたのなら、どちらもあり得る話ですよね。
しかし、遺体は見つかっていないので、何とも言えないのが事実です。
それと、2000年にある女性が1995年に亡くなった夫がダン・クーパーだったと話しており、根拠としては「筆跡がよく似ているから」だそうで、こちらはあまり信憑性がない、というのが私個人の意見です。
逃亡説
ダン・クーパーに憧れてハイジャックを起こした事件があったようですが、いずれも犯人が捕まっています。
ですが、ダン・クーパーだけは全く足取りが掴めていない、という完全に逃げ切った説があります。
個人的には、この逃亡説が真実だとカッコいいと思っています(笑)
逃亡後死亡した説
2011年にFBIの特別捜査官が「約10年前に老衰で亡くなった方がダン・クーパーだ」と証言しました。亡くなった男性のDNAと事件に残されたDNAの鑑定が行われていたそうです。
ですが、そこから確定したという話は聞かないので、おそらく違ったのでしょう。
しかし、事件から40年近く経っているので、老衰で亡くなったいる可能性もあるのではないでしょうか。
リチャード・マッコイ説
1991年に出された書籍『D. B. Cooper: The Real McCoy』によると、1972年にハイジャック事件を起こしたリチャード・マッコイがダン・クーパーなのでは、と書かれています。
リチャード・マッコイの経歴などが、D.B.クーパー事件の犯人像にかなり近かった、というのが理由です。
しかしリチャード・マッコイは一度捕まり、脱獄しましたが、FBIによって消されています。
個人的には、未だにダン・クーパーが捕まったという話は聞かないので、おそらくリチャード・マッコイとダン・クーパーは別人ではないかと思います。
ロバート・ラックストロー説
2017年に新たな容疑者候補として、ロバート・ラックストローの名が上がりました。
リチャード・マッコイと同じく経歴などが似ており、クーパーが新聞社に送ったとされる手紙を出したのが、このロバート・ラックストローだと言われています。
FBIは1978年には既に目を付けていた人物だそうですが、2018年現在、逮捕した、という話もないので、真実はまだ闇の中のようです。
レスター・ジョセフ・ギリス
レスター・ジョセフ・ギリスは残虐な人だったそうです。
彼はベビーフェイス・ネルソンとも呼ばれており、彼本人はその呼び名が嫌いで、そのイメージを消そうと、悪事を繰り返したという話もあります。
12歳の頃から窃盗などをして、ギャングに入るも、その手の付けられなさにギャングから追い出されるも、ただ傷つけたいというだけでギャングの一味を消したと言われています。
それが原因で一度は逮捕されるも、脱走して銀行を襲ったりもしました。
1934年に、刑務所にいる仲間を助けるために、銀行強盗ジョン・デリンジャーと共にします。
彼らは銀号強盗を繰り返しましたが、あくまでその場にいた客のお金は奪わないことから、義賊的なイメージが広まったそうです。
しかし、レスター・ジョセフ・ギリスは警察官や見物人に危害を加えていったので、悪事を働くところは変わらないようです。
1934年の11月にはFBIと銃撃戦になり、その時受けた傷が原因で25歳という若さで亡くなっています。
レスター・ジョセフ・ギリスは怪盗というより殺人マシーンという印象を受けますね
著者
プーラン・デーヴィー
怪盗といえば、男性のイメージがありますが、プーラン・デーヴィーは女性なのです。
インドの女性で貧しい家庭に生まれたプーラン・デーヴィーは、11歳の時に年上の夫を持つのですが、夫の気性の荒さを知って逃げ出します。
その後、誘拐され盗賊団に入り、義賊として慕う人々も現れました。
ちなみに彼女は1996年には、なんと国会議員になっており、女性の地位向上を訴えていました。
怪盗としてここでは紹介してるけど、議員さんだったとは恐れ入る…
著者
強く逞しく生きた女怪盗だったのね。
レベッカ
鼠小僧次郎吉
またしても、日本からの紹介です。
鼠小僧次郎吉も有名で。歌舞伎や小説にも登場します。数々の盗みを働き、金銀財宝を貧しい人々に還元したと言われていますが、実際はお金は賭博など自分のために使いこんだそうですよ。
一度は捕まるのですが、何と切り抜けて、盗みを10年間続けました。
10年間、95か所から盗みを働き、一説によると2憶または8憶相当の物を盗んだようで、凄い額ですよね。
再び捕まると、処罰の対象になってしまったようですが。
貧しい人々のために盗んでいたと思っていたので、真実を知った時、少しショックでしたよ
著者
まとめ
色んな怪盗を紹介してきましたが、やはり怪盗というのはかっこいいですね。
特にダン・クーパーなんて紳士的な態度で、未だに行方不明で謎に溢れています。
しかし、怪盗を悪く言えば泥棒。
悪いことなので、憧れても真似なんて到底出来ませんよね。
私たちは、そこの分別をつけながら生活していかないといけません。