エリア51の謎に迫る!ロズウェル事件や宇宙人に関与しているのか?

「エリア51」という地域のことをご存知でしょうか。
ここ日本で詳細が聞ける機会はありませんが、アメリカなど一部地域ではかなり有名な謎の地域で、主に「UFOがよく見られる地域」として有名ですね。
アメリカではここ最近まで一切情報が公開されず、様々な憶測や噂、謎が飛び交っていました。
そんな多くの謎に包まれたエリア51について、今回は書いていこうと思います!
エリア51とは?
アメリカの西部、ネバダ州に位置するアメリカ空軍の軍事機密地域です。
軍事機密である為中で何をやっているかは秘密にされており、基地の敷地周辺は立ち入り禁止。周辺空域の飛行も禁止。撮影も当然ながら一切禁止されています。
無視して侵入した場合は、最悪予告なく発砲される可能性もありかなり厳密に保護されていることがうかがえますね。
そんなアメリカのトップシークレットでもあるエリア51は、そのミステリアスさから実に様々な噂が流れました。
内部情報が一切出されない謎の施設…、ロマンの塊ね
レベッカ
最近までは存在すら秘密にされていて、名称すら確実な情報じゃなかったらしいし、本当に夢が膨らむ場所だよ
著者
エリア51の謎とその全容
前述した通り、エリア51には様々な噂が存在します。
そこから生まれたたくさんの謎を今から書いていきましょう。
非常に多いUFOの目撃情報
エリア51といえばUFOと言っても過言ではないほど、「UFOの目撃情報が多い」という事実は世界中に知れ渡っているでしょう。
小説や映画でもそういったネタは使われており、ドラマのXファイルでも関連した話がありますね。
話は少し戻して、このエリア51ではUFOの目撃情報が非常に多いです。
実際に画像、動画がたくさんありUFO研究科が非常に力を入れて研究しているのがよく分かります。
また、この目撃されているUFOはエイリアン、地球外生命体によるものだという説は当然あるのですが、このエリア51でUFOを製造しているのではという説もあります。
実は、未だ完成されていない技術、反重力技術※が既に存在しており、エリア51でその技術を駆使してUFOの製造をしている情報もあるのです。
※物質、物体に加わる重力を消したり、調節したりする技術。
世界的に有名なUFOの事件、「ロズウェル事件」とエリア51の関係
まずはロズウェル事件について簡単に書いていこうと思います。
時は1947年7月8日、ロズウェル陸軍飛行場が出したニュースで、「第509爆撃航空軍の職員が、ロズウェル付近の牧場から壊れた空飛ぶ円盤を見つけた」と発表したものです。
そのすぐ後、航空軍司令官がその発表を、「空飛ぶ円盤ではなく気象観測用気球であった」と訂正しました。
当時は特に疑問に思われず、そのまま時は過ぎ1978年。UFO研究科の一人が、事件当時残骸回収に携わったジェシー・マーセル少佐にインタビューを行ったと発表。
その内容は、「軍は異星人の乗り物を極秘裏に回収した」というものです。
これを皮切りに「軍はUFOを回収した事実を消す為に嘘をついた」と噂になり、様々なUFO研究科、UFO好きの者達に注目されることになりました。
そしてこのロズウェル事件で墜落したUFOがエリア51に持ち込まれ、そこでUFOの研究がされていたのではないかという説が浮上します。
噂の発端は、エリア51の内部告発者、ボブ・ラザーという物理化学者のインタビュー。
しかし、その事実を裏付けるものは機密情報に包まれているエリア51に存在するわけもなく、あくまで主張でしかありません。
その他にも、ロズウェル事件で墜落したUFOからエイリアンが発見され、今もエリア51に収監されているという話も聞くね
著者
わくわくするような怖いような…って感じだね!
バケオ
宇宙人との協力で、高性能な軍事飛行機の開発をしている
アメリカは世界的に見ても非常に優れた軍事兵器や軍事飛行機を保有しており、その理由としてエリア51で宇宙人の技術提供を受けて開発を行っているからだとする噂です。
米国はこの技術を独り占めするためにUFOやエイリアンの存在を隠蔽し、「エリア51はあくまでただの軍事基地にすぎない」と主張しているのだという。
更にエリア51にはUFOの発着所があるという噂もあり、それも合わせるとUFOがそこに集まる理由や目的も全て説明がつきますね。
エリア51の謎:明かされた事実
そんな様々な謎に包まれたエリア51ですが、2013年にCIAからエリア51の存在が公に明かされ、そこで行われていた実験の数々が公表されました。
2013年までエリア51で行われていた実験をひた隠しにしていた理由として、冷戦時代にソビエト連邦への軍事機密漏洩を防ぐために今の今まで隠蔽していたとのこと。
では、エリア51で行われていた実験の一つ一つを順に挙げていきます。
敵国の軍事兵器調査
エリア51は、アメリカに敵対する国の軍事兵器の研究、調査をする施設として使われています。
始めてここに運ばれた軍事兵器は、1966年に奪ったロシア製のMiG-21という戦闘機で、飛行性能検査など技術解析が行われていたとのこと。
1970年頃まで、戦闘機に限らずレーダーシステムのような設備など様々な研究がエリア51で行われていましたが、以降は別の施設で研究されるようになったのです。
エリア51が建造されたそもそもの理由
そもそもエリア51が何故造られたのかという理由ですが、元々ソビエト連邦を高高度から偵察するための、U2型という偵察機を秘密裏に造るため建造されたのが有力です。
何とも夢のない話ですが、当時、上空約18,300mの高高度を飛行する飛行機など無く、今まで見たこともない高い位置を飛行する物体が見えたら、UFOと勘違いしてしまうのも納得ですね。
うーん、ちょっとがっかりしちゃうね…
バケオ
と言ってもあくまでCIAが公表したよってだけの話だから、これが絶対!というわけでもないんだよね
著者
無人偵察機のテスト飛行
他にも、エリア51では無人偵察機、ドローンのテスト飛行も行われていました。
時は1964年、D-21という機体の飛行実験が行われていました。敵国の偵察を目的として造られたD-21ですが、実戦運用にまで至ったのは1969年と、かなり長い間試験飛行を繰り返していたのです。
余談になりますが、このD-21は試験飛行時、M-21という航空機から上空で分離させて用いられていました。
基本的に試験飛行は順調だったようですが、最後でもある4度目の試験飛行の際、分離に失敗したD-21がM-21にぶつかってしまう事故が発生してしまいます。
M-21の乗員二人は無事脱出は出来ましたが、その内一人は着水時に気密服に浸水してしまい亡くなってしまうという痛ましい事故もあったと言われています。
エリア51の謎:まとめ
以上が、エリア51についての謎の全容、そして今現在明かされている事実です。
CIAから明かされている発表を鵜呑みにするならば、エリア51は「軍事兵器の実験施設であり、UFOや宇宙人とは何ら関係ない」ということになりますね。
しかし。今現在も様々な実験が行われているであろう、エリア51の全ての謎が明かされたとは到底思えず、過去の人々の発言やロズウェル事件の真相など、まだまだたくさん謎は残っています。
こういった情報が公開されてもなお、UFOや宇宙人の存在を隠すために「ただの軍事施設である」という嘘をついているという主張もあり、まだまだエリア51に関しての結論は出せません。
私は、前述した宇宙人に技術提供を受けて兵器の開発が行われているという話がとても好きで、今も人智を超えた兵器を開発しようとしているのでは!と思うと怖くもあり、とてもワクワクしますね!
そんな今も謎に包まれたエリア51。少しずつそれらが明かされていくのか、非常に楽しみです。